Q&A INDEX
賃貸経営
土地活用
底地・借地権
相続・税金
不動産売買
その他
入居者が退去する際、原状回復修繕の進め方について教えてください。
原状回復修繕をスムーズに進めるためには、以下のステップを踏むことが重要です。
1.事前確認:
退去の通知を受けたら、まずは入居者と一緒に物件の状態を確認します。これにより、修繕が必要な箇所を明確にし、双方で合意を得ることができます。
2.賃貸契約書の確認:
賃貸契約書に記載されている原状回復の条件や費用負担について再確認します。契約書に基づいて、どの部分が入居者の負担になるかを明確にします。
3.見積もりの取得:
必要な修繕箇所が確認できたら、信頼できる業者から見積もりを取得します。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格で修繕を行うことができます。
4.入居者との協議:
修繕内容と費用について入居者と協議し、合意を得ます。可能であれば、修繕の前に入居者に見積もりを提示し、納得してもらうことが望ましいです。
5.修繕の実施:
合意が得られたら、速やかに修繕を実施します。修繕が完了したら、入居者に報告し、問題がないことを確認してもらいます。
6.敷金の精算:
修繕費用は敷金から差し引かれることが一般的です。修繕が完了したら、残額を入居者に返金し、精算書を発行します。